今日の春
出勤途中、鶯の声がした。
「キョッキョッ」でも、調子外れでもない完璧な「ホーホケキョッ」
てっきり、まだ「早春譜」で歌われている季節だと思っていたのだけど、とっくに「春」になっていたんだな。
…まあ、花粉症は1月くらいから発症してたけどね…。
探せば土筆も生えてたりするかな。
やはり、「春」は花粉でなくて、こういうもので感じたいものだ。
今日の(´д`)
有給とって確定申告へ。
出産したので医療費控除の手続き。
会場でe-TAX手続き。
結果、二千円の還付。
…なんだかな〜。
出産が年またがってるのがな〜。去年も医療費控除ちゃんとやっとけばよかったなぁ。入院費二十万くらい一昨年に前納してるんだよな〜。
もったいないことしたなぁ。
と、ガックリしながら駅前の複合商業施設へ。
…本屋が閉店してる…。
この近辺では大きめだったのに…。
以前あったバイキングがなくなって、イタリアンが出来ていた。
美味しそうなケーキがショーケースに並んでいたので、購入可能か聞いてみる。結果、不可。
…は〜…。まあ、食べにくればいいんだけどさ…。子供連れては来られなさそうな店だからなぁ…。
買わないけど、アイスクリーム屋も潰れてた。
…なんかテンション下がるなぁ…。
お金下ろして家賃振り込まないと…。なんでそれぞれの銀行のATMが遠いんだろう。
手紙書かないと…荷物送らないと…洗濯、夕飯の下拵え…。
ちょっと頭痛がするから、30分ほど横になろう…。
は〜(´д`)
今日の鼻風邪
子供が鼻風邪ひいた。
息が苦しそうなので、鼻水を吸い取る。
本当は器具を使いたいけど暴れるから、手早く直接口で吸う。
うがいはしてるけど、なんか自分も喉と鼻が…。
夫も体調悪い、とかほざいている。
親子三人討ち死にか?
今日のモル蔵
出産前からモル男を実家に預けていたのだが、出産後も預けたままである、というか返してもらえない。
まあ、子供がモル男の糞食べたり、モル男を掴んでしまったり、逆にモル男が子供を咬んではいけない、等々の理由によるのだが。
最近、姉がモル男の事を「モル蔵」と呼ぶようになった。そして、うちの夫がモル男を撫で、話しかけているのを見て、「まだ自分ちのモルだと思ってるんだね〜」と陰で言う。
まあ、主に世話してるのは姉だし、モル食費やら払ってるのは実家だから文句を言えた義理ではないのだけど、返してくれないんじゃいか、とも言いたくなる。
モル自体は広々とした空間で、1日三回野菜があたる今の生活を気に入っているのであろう。
もう「チャチャ」と呼ばれていた時代も、狭いケージ&トイレで飼われていた時代も、コタツでマッタリとしていた時代も忘れているに違いない。
…げっ歯類め…。
今日の回想2
二週間後、MRIの日。
この日も夫と二人で休暇をとり、息子を連れて行く。
MRI予約時間の一時間前に到着、受付を済ませ、体重を測定。
処置室に連れて行き、眠剤を処置される。
甘いシロップ状の眠剤をスポイトで飲ませる。
30分後に眠ったかどうかの確認…なのだが、寝ない。
困った、若干の時間ならばMRI撮影を待ってもらえるが、予約が一杯なのでそれほどは待ってもらえない。もし眠らなかったら後日予約を取り直して、出直さなくてはいけない。
それはとても困る。
抱っこでうろうろ歩き回り、10分弱で眠らせることに成功。
ギリギリセーフ。
MRIの技師さんに預け、外で待つ。20分弱ほどで呼ばれ、息子回収。
脳外科の診察順番を待つ。
脳外科医さん開口一番。
「異常はありませんでした」
やはりアーティファクトだった模様。
これで完全に安心することが出来た。
今回のことで、自分の両親、夫の両親、夫、全員が純粋に子供の心配だけをして、私のことを責めることがなかったのが、ちょっと嬉しかった。
自分の中では、30歳過ぎてからの子供だし、妊娠中も子供が下がり気味なのにずっと働いていたり、ということをしていたので、私のせいかもしれない…とか思いつめてもいた。
けど、誰も一言も「あなたのせいじゃないの?」と言わなかった。
いい人たちに恵まれたなあ、と感謝してみる。
…まあ、夫はもう少し家事、育児に協力してくれるべきだと思うが。
共働きで、残業無しなんだから。
今日の回想
去年の出来事。
二週間強早産だったが、無事に生まれた息子。
4ヶ月検診で「頭が小さい」との指摘を受ける。
2450gで生まれ、身長体重は成長曲線内。頭囲だけが曲線から外れている。
とりあえず、一ヶ月様子を見て、かかりつけの小児科で頭囲を測って担当保健士に知らせるよう言われる。
気になりだすとキリがない。
「頭 小さい 乳児」などのキーワードで検索。
「狭頭症」と「小頭症」と言う言葉を知る。
調べれば調べるほど、心配になっていく。
「そういえば、頭の形がちょっと三角っぽいかもしれない」「大泉門の辺りがペコペコしてないような…閉じちゃってる!?」等々。
一ヵ月後、かかりつけ小児科で三種混合接種とともに、頭囲について相談。
どうやら、先生は以前から気になっていたらしい。けれど情緒面でも身体面でも発育がいいので、様子見をしていた模様。
結論として、県内にある小児専用病院を紹介、予約してもらうことに。
「なんともありませんように。もし問題があるならば、狭頭症のほうでありますように」と考えつつ、予約日までオロオロ過ごす。
一応、自分達の親にも知らせ、オロオロ仲間を増やす。
あと、もし狭頭症ならば手術が必要になり長期休暇は免れないので、事前に上司に報告。
「そんな症状があるんだ?初めて聞いた」と言われる。
そうだね、私も調べるまで知らなかったよ。けど、獣医さんだから知ってるかと思ってしまっていたよ。動物にはこういう症状ってないのかね?
予約当日、夫も仕事を休み親子三人で病院へ。
身長体重を測り、まずはどこを受診するべきか決める診察室へ。
完璧に電子カルテ化されていて、ちょっと感動。
頭囲を測り、「百人中五番目の小ささです」と言われる。頭部CT予約。
基本乳児は動くので眠剤で眠らせて撮るらしいけれど、駄目もとで起きたまま挑戦。
機械に乗せてもポヤ〜としたまま大人しく横になっているので、技師さんもいけると判断。がっつり機械に固定して、親は退室。
すごい音を立てて機械が作動。泣き声が聞こえ、固定するマジックテープをベリベリする音が…。
撮影終了し、引き取りにいく。撮影は成功したそうな。ベリベリ音は腕が出てしまったので入れなおした音。
診察室へ戻り、CT写真を見ると、脳はきっちり詰まっている。
これで小頭症の可能性は消えた。ちょっと安心。
頭部X線と脳外科を予約。
X線撮影。こちらも撮影室に入って技師さんに子供を渡して親は退室。うっかり、体の方を鉛入りエプロンで保護してくれるのかを確認するのを忘れる。まあ、男だしX線だからいいや。
脳外科の予約時間まで大分時間が空くので、一旦私の実家へ行き、昼食。
脳外科でX線写真を見ると、頭蓋縫合は閉じていないことが確認された。
狭頭症でもないことが分かる。一安心。
が、「小頭症でも頭蓋縫合早期癒合症でもありません、が、CT写真でおかしな箇所があるので、ちょっと気になる。多分アーティファクトだとは思うのだけど、なんともありません、とは言い切れません」と怖いお話。
なんともない、という証明のためにMRI撮りますか?と聞かれ、MRI撮影を希望。
ただし、MRIは予約一杯なので、二週間後になるとのこと。
まだ安心は出来なかった。